11/16『お見合』in世界館

ラックシステムを観て来ました。そろそろ書かないと、次がつかえておりますので(笑)シアテレさんで1本だけ観たんですが、生ラックシステムは初めて。あの駅から遠い会場へまたも平日に向かいましたよ。まあ、この日に決めたのはちゃんと訳があったんですけど。


続編だというのを後で後で知ったんですが、前作を観てなくても大丈夫。現代劇はラックには珍しいそうですが、どこか古い、いや懐かしい大阪弁で綴られます。まあ、いくら単独で観ても成立するとは言え、最初はちょっと畳み掛けるように出てくる登場人物達についてけなかったりもしましたが。料亭の離れにお見合い専用のお部屋がある設定で、色々な人間模様が描かれてくすっと笑えて楽しい。まあ丁寧に作ってるのは分かるけど、エピソードが細切れに入ってブツブツ切られるのがちょっと辛かったりも。

流石に所作が綺麗で、役者さん達の演技も嘘が見えなくてなんとなくほんわか。直前に観たカムカムの「届かなさ」が酷かったので、失礼ながら比べて感心しちゃった。人間模様が上手に描かれていたように思います。


さて。この日にチケットを取った理由ですが。HPでこのお芝居を見つけた時に、豪華ゲストの告知で16日が大王こと後藤ひろひと氏だったから。もう一も二もなく購入決定!ただ、発売直前には日程未定になっていて購入時はちょっとした博打でしたが。当たりで一安心。お芝居の中ほどでコングさんに呼ばれた大王は素敵でした♪トークテーマがSWEETなのに甘いものが全く駄目で、微妙に話が膨らまないのも面白かった(笑)知らなかったけど、言われてみれば似合わない気もするから不思議。カーテンコールにも登場で、かみかみなコングさんに突っ込んだりもしてました。


最後はパンフ購入者にサイン会が。本日の担当はちょっと目当てだった野田晋市さんと、千田訓子さん。千田さんも観ていてちょっと好きだったので嬉しい。
パンフも手作り感があって、ちゃんと読み応えもあって良かったな。現代劇が珍しくて、身分差別や戦争がないのも珍しい・・・と言うのがちょっと引っかかりますが、また観たい劇団です。ん?次回は再来年?じゃあ、先にリリパットアーミーⅡを(笑)