せっかくの京都

目的が一つだけでは、京都という土地はお出かけには勿体無い気がする。観劇の昼食に、前々から行ってみたかった『半兵衛麩』へ向かいました。生麩ってどこまでポピュラーなのかマイナーなのか。料理に普段使いする事は少ないですが、懐石料理に添えられる麩饅頭なら有名でしょうか?京都の白味噌のお雑煮には生麩が入ります。


普通に考えたらお昼に3000円って高いんですけどね。京都だから。折角だから、と。阪急河原町から市バスの1日乗車券を買って、向かいます。基本的に慣れれば京都観光は市バスが便利。500円ですし。

京阪五条駅のすぐ近く*1。外観は昔ながらの京都の町屋風?お昼だけのお食事営業は結構最近始めたらしいので、内装は京風ながらも新しい感じ。グルメサイトなんかでほぼ要予約との項目があったので、どんだけ狭いのかと思っていましたが鰻の寝床が広かった(笑)座敷になっていたり、カウンター風になっていたり普通にテーブル席になっていたり。座敷席に通されたのですが、もしかしたら1箇所だけだったかも?じっくり腰を据えて寛いでしまいました。

お料理は順次出てくる訳ですが・・・携帯がねぇ。やっぱり画質が悪いので上手に撮れてません。最初にお盆に乗って出てきた物しかよう載せません。湯葉のお豆腐に生麩の田楽(白味噌が好きさ。)山椒風味の生麩にきゅうりと酢の物にした小鉢。湯葉の揚げたものや生麩の揚げだし豆腐風。それから勿論麩饅頭、桃の形。こしあんが好きなので白味噌餡だったのはちょっと残念でしたがこれも美味。しっかり満足、満腹。


そうそう何度も行けるようなお店ではありませんが、京都観光を満喫したい時に良いのではないでしょうか?夏場に湯豆腐は辛いもの。ついこないだのお墓参りで通ったからって、「奥丹」に行きたくなってる単細胞ではありますが。



それにしてもやっぱり京都は暑かったよお・・・。

*1:実はちょっと迷った。スマン。