3/8『罪と、罪なき罪』in世界館

ちょっとした初日恐怖症を物ともしない安心感があります、リリパットアーミー2の公演。入口ではコングさんが物販の呼び込みを、わかぎゑふさんと美津乃あわさん生田朗子さんが物販をされていました。そしてパンフレット購入者にはこの3人のサイン入り。1,500円のお値段にはちょっとちゃちい作りではあるけれども。


舞台は明治の半ば頃の東京。舶来品がもてはやされ、西洋文化が盛んに取り入れられた時代。司法制度にも改革を求められつつある中、大津で起こったある事件が物語の中核を担います。基本的に真面目なテーマなんですけど、登場人物は憎めない人たちばかりで笑い所も随所に。まあ、時代考証だったり政治背景だったりと説明を要する内容なので、講釈師として千田訓子さんがずっとしゃべりっぱ*1なのは可愛いけどちょっと聞いててしんどかったかな。ご本人も大変だろけどさ。

でもね〜、楽しかったですよ。セットも分かりやすく色々な設定を取り込める作りで、牛鍋屋だったり裁判所だったり日下先生の自宅だったり。入れ替わり立ち代りの役者さん達の立ち位置もしっかりしていて*2、あまり混同しないし。最初は主軸がどこにあるのかわかり難かったけど、後半は繋がりだったり人物像だったりが小気味良く整理出来たし。ちょっと展開読めても、そして泣かされても(笑)良い舞台でした。


本日のサイン担当は粟根まことさんと森崎正弘さん。通うとコンプ出来たりするんでしょうね〜。粟根さんには思い切って握手をお願いしました(笑)写真はなんとなくお願いし難いんで。ってゆーてたら友達は逆らしく、握手は無理だけど、と写メを撮って貰ってました。粟根さんが気軽に応じてくれて嬉しかったです♪

*1:竹輪ちゃいますよ〜、と飴ちゃん投げてくれはった(笑)

*2:これが関西のキャラが立ってるってヤツかな?