3/2『大阪会議』inインディペンデントシアター2nd

初めて行く会場です。日本橋の電気街を歩いていると入口があって、ちょっと不思議。呼び込みの人がいて案内してくれたのはいいけれど、滑舌悪くてなんだかわからなかったよん(笑)大阪市が企画した、日本とケニアの子供達の交流イベント前日リハーサルが描かれます。



作・演出が福田転球って初めてでしたが、長いコトやったはる方やしご自身の劇団をお持ちやし、そこそこ大丈夫だろうと思ったのにねぇ。・・・コントやん。笑えるものではないけれど、コントとしか呼びようがない。

中央に舞台で前後に客席。テーブルと椅子が6脚のみのセット。市の職員らしき人物が、集まりの悪いイベントの出演者を待っている所から始まります。この時点でねぇ、偉いことに挑戦したはりまっせ。役者が全てを見せながら演技することの大変さ、それを楽しませる演出の大変さ。どれもクリア出来ていなかったのよう(泣)
7人いる出演者のうち役者さんが3人で、他4人は2組の漫才師?なのね。そしてこの漫才師の人たちは初のお芝居らしい。気の毒。沢山練習したんでしょうし、頑張ってましたよ。演出家の言うことを一生懸命聞いてしまったんでしょうよ。お陰で皆が転球。皆一緒。久保田浩さん*1だって染まりかけてたさ。気付いた「きっかけ台詞」は久保田さん担当が多くて、何度か観に行った不安定さとは違った一面は楽しめましたが。(普段だって存在感のある方ですけど。)
脚本も1人ずつ登場するものだから、全員出て来るまでに時間が掛かって同じ間隔で小さなボケが続き、一向に進まない。いつになったら山場があるんだろう?と、ずーっとイライラしてました。客席は2組の漫才師のファン?なんでしょうか、若い女の子達がずっと爆笑で気持ち悪いし。何やっても笑うんだよ〜?転球がドレッドヘアの振付師役で出てきただけでも。全く笑うトコなかったよう。カーテンコールが1番面白かったかもね。
客電が付かなかっただけのアンコールで嬉しそうな転球に、ちょっとだけ殺意を覚えました・・・。


最後にはたかじんの歌しか頭に残らなかったよ。やっぱ好っきゃね〜ん♪若い人たちにどれだけ伝わったんだろね・・・?

*1:今回のお目当て〜。